ある晴れた朝

手の中にあるもので、どちらかを手放さなければならない場合
どちらも大事だとしても、天秤に掛けなければならなくて
ある瞬間、ふっとどちらかに比重が置かれ、天秤は一気に傾く
手の中からこぼれたものはどこかできっと

また同じことがあっても、同じ判断ができるのか

いつだって生きて行くには時間が足りない
決断するのを引き伸ばしていいわけじゃない
きっとどんな判断をしても、あとで悔やむのかもしれない

もういいやと諦めた瞬間、何事もなかったように一日が始まる
そして、自分の掌の小ささに気付く
指の隙間に気付く

掌に掬って飲めるだけの水で、足りるはずなのにな

もうそこにはそれはなく、記憶だけが執着する

ある晴れた日

単位展

身の回りにいろいろな単位がある。
長さの単位があれば、重さの単位、量の単位。

日本の生活に根ざした尺貫法や、PCなどの世界のバイトなどなど。前職の時、SI単位になって換算が大変だったのを思い出す。

六本木ミッドタウンで開催されている企画展「単位展 ― あれくらい それくらい どれくらい?」を観てきた。

デザイナーが遊び心満載でやってると見えて、展示物はなかなかシュールなものばかり。

1㎝~100cmのものを1cm刻みで展示するコーナーがあったり、「Playing with Standard」という、工業製品を全く意味なく切ったり詰めたりするコーナーとか、ただただ楽しい。

私が小学生の頃だったか、デジタルの腕時計が流行して、それにはたいていストップウオッチが付いていたが、それを使って5秒ぴったりで止める遊びとかやった記憶があるが、この歳になってここでまた体験したり。

一番印象に乗っているのは、ひらがな一文字一文字の重さが書いてあって、それを天秤に載せて計ることが出来るのだが、サンプルであったのがこれ。

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思わず笑みがこぼれる展示会、お時間があればどうぞ。5/31まで。