ぶらたぬき~2015.8-高松から松山そぞろ~

午後2時半まで神田で講義をしたあと四国に向かう。割とハードな出張。例によって飛行機には乗らない。目標は松山だがまずは高松で一泊、うどんやらなんやらを堪能ししてから翌朝特急で松山に向かう。ちなみに食べたものは別の機会に。

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もう本気でうどん県に改名すべきだ。さぬきうどん駅を名乗るなら、もう少しうどん食べられる店を駅構内に増やしなさいw

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この看板に怒りで蹴りを入れていた友人は鬼籍に。あれは14年くらい前だったか。あのときはなかなか楽しい夜だったな。あちこちから違う目的で集合した連中が、ここで集い、飲み会をして翌朝また別行動。書けば簡単だが、あちこちから来た連中は全て関東人。またやりたいな、こういうの。

思い出に浸りながら、夜の街を歩いた。もう何度も来てるのに新鮮な感覚と故郷のような懐かしい感覚が同居する。

快適な目覚めの先には移動前に啜りたいうどんが。高松駅から徒歩圏内を散歩しながら当てをつけた店に行く。そうして彷徨しているとこんな看板が。

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惜しまれつつ閉めたラーメン屋台。まあご高齢だったしな。屋号は通称。その名前の病院の前にあった屋台なので。それが復活してるんだ。後継者がいなくて閉店する店は多いが、全くの血縁でないファンがこのように受け継いで行くのはまさに重畳。時間的に食べられなかったが、次回の楽しみが増えた。

特急で2時間半、灼熱の松山に着く。しかし高松から松山というのは遠い。以前にうどんを食べに行ったときに、香川県の狭さに驚いたものだが、その県境からの長大なライン。愛媛は広い。宿に荷物を預けて仕事先へ。

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市内線は路面電車。以前に見た直角交差も健在。ボタンのレトロ感が容赦ないw。

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鉄道線に乗り換える。どこか見覚えのあるフォルムがいい。

仕事を終えて松山に戻る。宿の前にあった風船アート。

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このボツボツした感じが奇妙で結構気持ち悪い。アートが理解できない人種なんだろうか、おれ。

温泉も大事。

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坊ちゃん電車に乗る。地方の私鉄はどこも大変。こういう企画ものも応援しなくてはね。乗らないといずれ鉄道は滅んでしまう。モータリゼーションと言えば聞こえは良いが、渋滞などを考えたら、ねえ。で、温泉。

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地元のおじいちゃんが吐出口で頭をごしごし洗いながら湯をかぶっているw
誰か止めれ。

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朝から猫は茹だる。荷台に前足をかけてぐでっと。にゃあ。

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夜は行ってみたかった松山坊ちゃんスタジアムで観戦。四国アイランドリーグPlus。雨のせいもあり、観客は1,500人前後か。入場料が1,000円、つまりこの一試合の収入は、単純計算で1,500,000円。球場使用料を考えると、選手に払える予算は数千円。雨で泥濘んだグラウンドを選手がトンボを持って、ネコに砂積んで・・・・・・本当に野球が好きなんだな、みんな。プレーはお世辞にもプロのレベルとは言えないが、頑張れよ。
あ、愛媛は甲子園優勝投手が投げていたね。試合後、声をかけるチャンスがあったが気さくでいいヤツ。苦労してるけど野球が大好きなナイスガイ。

 

あの日の2時46分

そのとき私は、千葉市幕張の某中学校の工事現場の事務所のプレハブの上にいた。
貧弱な鉄骨階段をカタカタと揺れが上ってきた。
地震嫌いの私は、一緒の場所にいた顧客に、「地震かも」と告げた。
「取り敢えず下に降りよう」と促してグラウンドにおりる。
工事現場の人々が次々とグラウンドに降りてきた瞬間、そいつはやってきた。
地鳴りをさせながらうねる地面、駐車場の車が荒れた海の上の船のように上下左右に激しく揺れ、程なくゴム板の上を歩くような浮いた感覚に襲われた。

自分の居るグラウンドに見る間に亀裂が入り、外の道路はアスファルトが隆起して崩れ、水が噴き出した。
液状化現象が見る間にあちこちで起こり、校舎を保護するために建てた防球ネットの支柱が傾いた。
校門付近は凸凹になり車の出し入れは不可能に、あーこれは大地震だとやっと思い始めたところで1回目の揺れは収まった。

各々が呆然とする中、急ぎ撤収を計る。
顧客が駅まで運んでくれるというのだが、車を出すことができない。材木や、いろいろな材料を校門周囲の凹んだ部分に詰め、何とか車が通れるように。
挨拶もそこそこに車に乗り込む。まだそれほどの渋滞はなかった。

顧客は九十九里方面の方なので、最寄りのJR駅まで送っていただく。信号待ちをしている間に2回目が来た。実際、この時の方が気分的には怖かった。

ラジオのアナウンサーが努めて冷静に津波の発生について述べている。件の九十九里の方に「早く帰った方がいい」と奨め、下車した。

当然のことながら、鉄道は完全停止している。暫く待ってみても動く気配はない。誰もが経験したことのない災害に対して、どうしていいかわからなかったのだろう。

家族はどうしているのか。工事に行っていた部下はどうしているのか。社内は皆無事だったのか。果たして私は家に帰れるのか。頭の中をいろいろな想いが瞬時に錯綜する。

30分ぐらいしてから歩くことにした。歩きながら携帯で連絡をするも、どこにも繋がらない。線路沿いに歩いて行けば、鉄道が動き出したときに乗車できるかもしれない。

幕張駅からできるだけ線路に近いところを選んで西に向かう。畑の畦をショートカットさせてもらったり、かれこれ3時間ほど歩いて、船橋駅付近まで来た。携帯を諦め公衆電話から自宅の安否を確認する。あの電話が繋がった瞬間の安堵感は、ずっと忘れないだろう。

恐怖感はまだまだ続いており、すれ違う人の携帯から緊急地震速報が間断なく流れている気がした。船橋駅に回ると、改札のシャッターを閉めるところだった。そこにいた人は閉め出され、コンコースにあふれている。鉄道が動いていないことを確認して、再び歩き出す。

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たぬきのマンガ夜話~別冊~野球マンガ考察その3<高校野球編3~大甲子園2>

代わったところに打球が飛ぶ。これは野球ではよく言われれることだが、センターに入った渚の所に二連続で打球。しかも二本目はファインプレイ。里中が渚の背中を叩く。渚は「香車の意地がのりうつったス」と。渚君、成長していますw

山田の第二打席は、不知火が超スローボールで打ち取る。
しかしこの球持っていながら、しかもあの速球がありながら、あのフォークがありながらなぜ勝てない不知火w
内容を見る限り不知火はダルビッシュ以上だぞw

で、さすが水島オールスターだ。ネット裏には東京メッツの五利と岩田鉄五郎も登場。岩田鉄五郎この時何歳だ?山本昌より上か?

殿馬が11球ファールで粘る。不知火はついに殿馬を敬遠。ところが、最後の一球はキャッチャーが立ち上がったところで、剛球ストレートをど真ん中。しかしこれ、普通キャッチャー取れないだろうwサインだったのか?イメージ的には藤川-矢野のバッテリー(もう結構前だな)で、矢野が中腰で構えて、藤川に高めのクソボールを投げさせて空振りさせるのに似ているが。

次の山田の打席、ストレートにヤマを張って一本足で打つ。もともと通天閣打球だったのが通天閣打法になったのが笑えるのだが、ともかく打球は通天閣ならぬ東京タワー打法に。要は下に落ちてくるほど、打球がスライスするわけだが、不知火が野手を制して自らフライを捕ろうとする。

物理的に300メートル程度打球が上がる場合、加速度などを加味すると落下速度は相当のスピードになる。だから、普通に考えたら捕球できるわけないし、ましてやダイヤモンドを一周する時間なんてありゃしない。ここのギミックはけっこう好きなんだがね、マンガらしくてw

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