外メシシリーズ2015~7月第四週Part2~

7月22日

製品の引っ張り試験をするべく三田にやってきた。海側なのでここで昼飯をば。

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あっさり武蔵ら~麺。オクラなどの具材の組み合わせもいいし、確かに旨いんだが・・・・・・。武蔵ってイメージは私の中で強烈なので、肩すかしを食った感は否めない。いや旨いんだよ、もう一度食べたいんだよ。でもなあ・・・・・・

7月23日

今日から一泊の出張。朝の雨も何のその、高崎に向かう。最近のお気に入りの朝飯。

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温かい味噌汁もあるし、高崎までのんびり105分。

高崎に着いたら真っ先に行きたかった店。漫画のモデルになった

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ワンタンメンを手打ち麺で。官能的なてゅるてゅる。透き通った醤油は旨味やや強めだが、豚も強めの一発回答。こういうの嵌まるんだよなあ。死ぬ寸前に食べたいのってこういうのかもしれないなと実感。余談だが、タクシーで住所を言ってもわからなかったが、店の名前だとすぐわかってもらえた。高崎駅からなら1000円ちょい。

高崎での仕事を終えて、上越新幹線で新潟へ。チェックインして、すぐに夜の街へ。お目当ての店はこちら

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まずはのどを潤してなのだが、間髪入れずに日本酒。いろんな種類を頼む飲み方もあるが、ここは和楽互尊超辛口一点勝負で行く。

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え???のっけから変化球?普通の店なら、何の疑問もないが、ここの卵焼きはこれじゃないよ。でも、ここら辺が大将の遊び心。

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昆布締めにしたヒラメ。飴色が美しい。味も美しい。コチはかんずり醤油で。旬の白身はやはり良い。のどを通る瞬間が何とも言えん美味。

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真鯛とカワハギ。梅肉とごまで食べる真鯛。こういう白身の味の引き立て方もある。鱧の梅肉和えともまた違った旨さの質。肝醤油で食べるカワハギ。肝醤油と言ってもすでに上に乗った肝に味が付いている。濃厚な肝とややこりっとしたカワハギの身。ふぐに匹敵する夏の旨さ。

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ヅケと柳カレイ。煮きりの落ち着いた旨味が赤身の酸味とがっちり組み合わさる。柳カレイの皮目の脂。白身とは思えないほどの豊潤な旨味。藻塩がまた旨い。白身に藻塩はすばらしく合う。こりゃ酒が進む。ここまで2合が2回(笑)

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中トロに南蛮エビ。ここでやっと小皿に醤油。もっと山葵をのせても良いくらいの中トロ。山葵はかなり利く山葵だから、中トロとがっぷり四つ。押し出して中トロの勝ち。で、南蛮エビは海老醤油で食べる。この海老醤油、小指の先につけて舐めると、これだけで酒がいけちゃう。海老の子と海老の甘みと海老醤油、頭の中は海老が跳ねている。

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イクラに新子。夏だからイクラは塩イクラなのだが、丹精込めて仕込んでいるので損なわれているものがない。んで新子。この儚さ、表現ができない。ふんわり浮かんだ舌の上の空間が釈迦の掌の上のような。

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小鰭、鉄火巻き。食べ比べさせてもらった。釈迦の掌の上からしっかりとした隊列が飛び出して行進をしている。おもわず「あうっ」と声が出てしまう。海苔を食べたいというと出てくる鉄火巻き。有明の海苔、静岡の山葵、佐渡の鮪。どいつもこいつも役者だ。誰が主役でもないし誰も脇役でない。すごいな。

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赤貝に酢烏賊。甘酢を潜らしたネタが二つ。貝の潮の味が引き立ち清涼感すら感じる。酢烏賊は細かい包丁のおかげで、烏賊の奥深い旨味がしっかりと伝わる。この流れでこう来るかというラインナップがいい。

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縁側にカステラ玉子。最後のとっておきは縁側。美しいフォルムが携える旨さは、前出の柳ガレイと似ているが、またベクトルが違う。白身の脂の違いは楽しい。で、〆のカステラ玉子。最初の卵焼きは実は今回初めて食べた。なぜって、カステラ卵焼きが最後に出るのはわかっているから、敢えて注文しない。しかし。改めて食べ比べるのも相当におもしろい。これ、必食。

完全禁煙、冷凍と養殖は一切使わない。そんな気分の良い寿司。大将の外連味のあるしゃべり、奥方の天然さ、気がつけば酒は一升。ご機嫌な新潟の夜。まだほろ酔い。

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