たぬきのマンガ夜話~プロローグ~Graduate from “BIGCOMIC SPIRITS”

英文として正しいのかこのタイトルw

創刊して間もないビッグコミックスピリッツを、購読し始めたのが17歳の時。
「軽井沢シンドローム」を読みたくて、月に2回刊だった同誌を、忘れないようにカレンダーに印を付けてまで購入していた。
「めぞん一刻」や、「ぼっけもん」なんかが連載されてたな。
「美味しんぼ」が始まったときは口調のマネしてたし、悪の権化化学調味料説や、ドライビールには実態がないとか、喫煙者には和食職人(特に生魚を扱う職人)は勤まらない説にうんうんと頷いていた。
(今でもそれが好きじゃないのは、その味が嫌いだからである。美味しんぼはきっかけにはなっているがw)

「冒険してもいい頃」の青年漫画にありがちのお色気や「出直しといで」なんかの学園モノや「ツルモク独身寮」なんかの青春モノ、「なぜか笑介」・・好きだったな。
スポーツ系は「やったろうじゃん」とかの野球モノ、ナンセンスは「汚染るんです」「くまのプー太郎」「ブラック&ホワイト」・・影響されたな。
黒歴史ともいえる「オヤジ高校生」「以蔵のキモチ」「パパリンコ物語」も全部読んでたな。
おっと忘れちゃいけない「気まぐれコンセプト」
あの当時”え?これがドラマ化されるの??”と思った「同・級・生」「東京ラブストーリー」「妻をめとらば」「瑠璃色ゼネレーション」なんかもスピリッツだったし、スピリッツ万歳。

なんだかんだと30年以上、一回も休まず購入し続けてきて、月曜日はそれがスタートのリズムになっていた。
しかし、いつの頃からか、読める漫画が減ってきた。
歳をとったからなのか、スピリッツらしさが感じられなくなってきた
一番の転機は、ヤングサンデー休刊後の移籍してきた連載が増えたときだったと思う。
明らかに毛色の違う雑誌から来た作品は、パレットの絵の具を全部混ぜるかごとく、雑誌の色を濁らせた。

移籍作品が悪いわけではない。
むしろ、良作品の方が多かったが、そこには編集側のコンセプトは見えなかった。
青年誌だから一緒にしてしまえという施策は、違和感こそあれ、歓迎できるモノではなかった。

「美味しんぼ」がフクイチの話(特に鼻血)で世論を巻き込む騒動になり、再開される見通しもなく、ストーリー的に秀逸だった「ラストイニング」も連載終了、
今の柱は「闇金ウシジマくん」「土竜(モグラ)の唄」「アイアム ア ヒーロー」になった。
どれも嫌いではないのだが、これだけを読むために購読できない。
300円が惜しいわけではなく、読みたいものがないのだ。

漫画雑誌は他にも購入しているが、こうなってしまうと仕方がない。
これだけの長い間お付き合いしてきたスピリッツから卒業することにした
簡単なことだ。購入しないだけだから。
ただ、これから少しの間、月曜朝のリズムに若干修正を加えないと行けないのかもな。

そんなに大げさに語ることかあw?

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