今の仕事に纏わる話

とある方の褒章受章のパーティーに出た。
ご友人やら取引先やら250人程のパーティ。
料理も上々でなかなか良かったのだが、一つ思ったことがある。

来賓の祝辞をいただいているのだが、そこに総理大臣からのメッセージ。
どうやら受章者の同窓生が事務局長をやっているらしい。
メッセージを代読するのだが、それがどうにもこうにも何とやら・・・

個人的に面識はないようなので仕方ないと思うが、内容はまるで所信表明。
受章祝賀なんて最初の一言と結びだけ。箔付けとは思うがどうもねぇ。

よく結婚式の来賓に来る政治家が新郎新婦を知らないでしゃべるのと一緒。
ま、こんなもんか。

実際に、この職務に就いてからそういう席に呼ばれることは多い。
ある程度の業績・功績があって晴れがましい賞をいただいて、喜ばしいことこの上ないんだろうがね。

その人が受章するまでに推薦文を書かねばならない。推薦された人を選考する人は業界とは無関係だから、業務内容や会社案内、果ては法律関連の説明まで入れた文章を書き連ねる。

その人となりを見て、いかにして美辞麗句を使わずに、功績を盛らずに書くか。かといって内容が貧弱ではいただけるものもいただけないし。

長年業界にいて、地位を築いても実績が乏しい人っているんだが、実績を付け替えたり、内容にいろいろと付加価値をつけたり、話を盛るわけじゃなく作成する。結構文章力が要る。

そういう作業を続けると、だんだん感覚が麻痺してくるのが解るんだよな。裏方だからそんなもんかなと思うが。

受賞すりゃ記念パーティとか仕切らなけりゃならんし、仕事とはいえあまり気が乗らない。

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