脳裏から消えない臭気の記憶

ラーメン店は、カウンターがメインの店が多い。
私はカウンターで食べ終わったあと、器やコップをカウンターにあげ、カウンターにある布巾で周囲を拭いて「ごちそうさま」となる。多くのラーメン好きはそうしているだろう。

とある店のカウンター、いつものようにその儀式を済ませようとした瞬間、鼻を衝く強い臭気。同時に伸びた手は布巾を掴んでいた。しかし…。

気づくのがコンマ数秒遅かった。臭気の原因は布巾だったのだ。明らかに洗浄が足りず、雑菌が繁殖している臭い。一瞬食べたものが…それより悲惨だったのは、掴んだ手。臭いが取れない。

コンビニで殺菌機能のあるハンドソープと除菌ウエットティッシュを買い、手を洗うこと3回。ようやく臭わなくなった。

こんな布巾でカウンターを拭いても、雑菌を撒き散らすだけだよな。とはいえ、こんな感覚でいる店は結構ある。まあ、ラーメン店や路麺店、屋台なんかでは、直に金銭のやり取りをした手を洗わずに、調理したりする店もあるから、細かい衛生概念をとやかく言っても始まらないとは思うが。

ラーメン店で食中毒が出ても、超有名店でもない限りニュースにはならないだろうが、安易でいいはずはない。そういうことを気にしていたら食べられないのかもしれない。

でも、その店が好きだから、最低限の衛生概念は持ってほしいし、何よりも手についた臭いが不快で、それが脳裏に甦ってくるのがとてつもなく残念。

それからその店には食べに行っていない。

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