仁阿弥道八展

サントリー美術館で仁阿弥道八展を見てきた。

仁阿弥道八(にんなみどうはち・本名高橋道八(二代))は19世紀前半、京焼「第二の黄金時代」の名工。
京焼は、上絵付けの技法を用いた陶器が多く、野々村仁清や尾形乾山の流れを汲んでいる。作陶する人によって、技法やデザインが多様なことが特徴。

関西では「仁阿弥」と呼ばれていて、自由闊達でありながら全く癖がない作風は現在も茶器として人気が高い。また、人物や動物などの像も製作しているがどことなくユーモラスだが、気品がある作品が多い。

美術展なので、リンク先の写真名称未設定-1をご覧いただく。緑などの寒色系の釉薬をつかった茶碗や、色絵の美しい煎茶道の急須など、陶器ににあまり関心がなくてもその造形に目を奪われることと思う。

まとまった形で展示されるのは珍しいそうで、ボストン美術館所蔵の「モース・コレクション日本陶磁」からも作品を展示している。

3月1日までの展示なので、時間があればじっくりと観賞するのもよい機会。

しかし、昨年の今頃を思うと、こういう美術展に行く時間が取れるだけでも、幸せだ。

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