微妙に溜飲の下がらない話

マスターが病気で店を閉めたカレー屋さんが、移転して再開したのよ。
早速、食べに行ってさ。そこのご夫婦はインドから来られてて、とってもいい方なのさ。

諸事情により四回目の移転。移転した店が狭くて、タンドーリが置けないって泣いてたけどマトンのカレーはやっぱり旨いし。
体力的な問題で、メニューは絞っているが、メニューに書いてないものも作ってくれる。

店はカウンターが6から7、テーブルが1卓4席。
わっちたちは、カウンターで美味しくカレーをいただいていたのよ。

そこに地元民らしい60から70くらいのおっちゃん二人組。
到着早々、カレーくれとか宣っている。わっちたちの他には、常連3人。
カウンターにそいつらの座る場所は空いてないのだが、無理くり座ろうとしてる。
わっちはその時点でアウトを宣告したいのだが、お店の立場もあるし、黙って見てた。

おっちゃん達は、奥のテーブルに座った。
「ビールくれ」と。もうただの酔客。
1人がもうデロデロで、もう一人がややマシだが酔っ払いに変わりはない。
んで、「すみません、騒がして」とか言ってるから、ボソボソつぶやいてたんだよ。

「ほんとにそう思ってねえだろ」とか。そしたら、わっちの隣に座ってた常連がさ、わっちに反応して笑ってるのよ。

で、ね、その酔っぱらい、ここの奥さんに「インド人ウソつかなーい」とか…もう、小学生でもやらないようなね、差別やら偏見やら…

お里が知れるというか、なんかダメなオヤジどもだと思ったら、ブチブチ血管切れる音して。
挙げ句の果てに、
「カレーなんて食わねーよ。そんなわけのわかんねーもん」だと。
おまえの知ってるカレーはレトルトのカレーか?それとも母ちゃんの作ってくれた◯ーモン◯カレーか?
まったく、地元ののオヤジときたらしょーもねー。

少しマトモな方が、また「うるさくしてすみません」と。
あんまりキレてきたんで、少し大きな声で、「じゃ、帰れば」

って言ったんよ。そしたら隣の常連がまた反応してね、笑いながら「そうですよね」って。

んで、もう一人別の常連が、「まったくだ」って。

 

こっちは切れかかってるから、軽く臨戦態勢。
おっちゃんたちもなんだぁと目を剥いている。
そこに、常連さんが5、6人どやどやと来た。
わっちは知らないが他に座っていた常連さんたちとは知り合いらしく、店を占拠する勢いw

おっちゃんたち、急に萎む。ホントにしょーもない。
んで、居たたまれなくなったのか、そそくさとビール代払って帰っちゃいました。

オチが少し弱いか・・・w
わっちは溜飲が下がらないわけでありんしたw
※ この話はフィクションですw

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